赤外線ドローン診断とは

物体は表面から表面温度に応じた輻射エネルギーを放出しています。この輻射エネルギーのことを赤外線と言います。赤外線診断とはこの赤外線を可視化し、正常な場所と異常個所の表面温度差を測定し、分析・解析をします。

一般的な赤外線診断は測定者が地上から赤外線カメラを被写体に向けて撮影します。高さが高くなるにつれてカメラと測定物とに角度がつきます。そうすると正確な温度が測定できなくなります。

赤外線ドローン診断はドローンを飛ばすことにより、より直角により近くで測定ができるため精度を上げることができます。

赤外線建物診断の対象となるものは、雨漏りの原因・ルートの特定、大規模改修における外壁の浮き・剥離の状況診断、特殊建築物の定期報告制度における外壁劣化診断です。

診断報告書におけるご了承事項

・赤外線建物診断は、赤外線サーモグラフィー・目視等を活用し、客観的なデータにより雨漏り・漏水箇所の原因・ルートを推定するものです。この雨漏り・漏水箇所の原因・ルートを推定することが、受託範囲であり、雨漏り・漏水の修繕の結果を保証するものではありません。
・本診断調査日（物件撮影日における診断報告書提出日）以降に、発生した地震、台風・強風等自然災害等により、建物に損傷等を与える要因が発生した場合においては、本診断における報告書と異なる状況にあります。それら自然災害等が発生した以降の雨漏り・漏水箇所の原因・ルートについては、本診断報告の範囲外とさせていただきます。
・現地撮影調査日が雨天の場合は、現地調査日が順延になります。また、現地調査日順延に伴い、診断報告書提出日が順延になります。

※診断報告書の提出は、メール及び電話にてご説明とさせていただいております。

建物外壁診断

赤外線ドローンによる外壁点検のメリット

高所でも建物に接近できるので精度が上がる
足場を組む必要がないので安価
点検時間が短縮できる
点検結果は１２条点検に使用できる

赤外線ドローンによる外壁点検のデメリット

診断後の解析に技術・知識が必要（弊社は赤外線建物診断技能師を取得しています）
国土交通省や空港事務所の許可承認申請が必要（弊社は国交省の許可を取得しています）
離着陸にスペースが必要
天気によりドローンを飛ばせない場合がある

赤外線診断項目

雨漏り箇所の特定（特定できない場合もあります）

タイルの浮き（天気によっては撮影できない場合があります）

太陽光パネル診断

赤外線ドローンによる太陽光パネル点検のメリット

ドローンの自動飛行により安全に点検することができる
点検時間が短縮できる

赤外線ドローンによる太陽光パネル点検のデメリット

診断後の解析に技術・知識が必要（弊社は赤外線建物診断技能師を取得しています）
国土交通省や空港事務所の許可承認申請が必要（弊社は国交省の許可を取得しています）
離着陸にスペースが必要
天気によりドローンを飛ばせない場合がある

赤外線ドローン撮影について

赤外線ドローン診断とは